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★本日のメイン

阪神11R
カノープスステークス
◎16.エイコーン
○14.アンセットヴァウ
▲11.テンザワールド
△15.グレートタイム
△05.ショウナンナデシコ

土曜日も阪神競馬場は結構強風にさらされましたが、西日の厳しい時間帯ですし、日曜日も結構砂が舞うタフな状況に思えます。
今回のメンバーは前走1着馬や上位人気の馬が、ことごとく阪神好走の履歴がない、あるいは阪神ダート1800mは得意でも2000mは未経験という馬だらけ。

同時に、東京に有力騎手が集まっているので、阪神ダート2000mが本当に下手(好走履歴ほぼ皆無)な騎手が半数近くいます。
このコースの乗り方をあまり知らない騎手が先団を固めてペースを握る、あるいは道中先行勢をつついてくる動きをする、というのは考えておきたいところ。
昨年のカノープスSはとんでもない荒れ方をしましたが、逃げるメイショウカズサ(同馬初騎乗和田竜二騎手)と競り合うプレスティージオ(同馬騎乗2回目、コース実績なしの富田暁騎手)が前の方で加減しなかったのに、
それを人気のダノンスプレンダー(同馬騎乗2回目、阪神ダ2000m連対率5%前後の藤岡佑介騎手)が真後ろでついて行き、有力馬が軒並み仕掛けを誤ったためではないかと思っています。
こういった早仕掛け展開が見えるのに、阪神ダート2000mにそもそもあまり適性ピタリではない馬同士で争うのなら、今年も無欲の追い込み馬の激走がありそうだなと見えてきます。ハンデ戦ですし。

期待は昨年と同じ、外枠の追い込み馬。
エイコーンは馬体重こそ460kg前後しかないのですが、ガッチリしたずん胴体型でいかにもなダートのスタミナタイプ。ダートのOPクラスだと追走性能はやや劣りますが、履歴を見返しても1800mという中央の距離構成が合っていないだけではないか?と思っています。紛れが起きる展開にはモロに乗っかれる馬だと思うのですが。
アンセットヴァウも、意外とダート1800mだと競馬ぶりが落ち着かないタイプ。馬体重も本来は460kg以下が理想なので、そのぐらいにまとまれば。
テンザワールドも結構味気ない飛節をしている馬で瞬発力が足りず、ダート2000mでの無欲の追い込みにはピッタリ。

東京12R
ジャパンカップ
◎04.シャフリヤール
○02.コントレイル
▲03.ブルーム
注06.グランドグローリー
△11.シャドウディーヴァ

コントレイルの引退レースがどうだ、3歳の勢いがどうだと、日本国内の一部限定された世代論に汲々としている時こそ、出走馬全体の層がかなり薄くなっている時でしょう。
一応ここの上位馬はまともとは言え、有力3歳馬が軒並み有馬記念に向かい、国内の有力所が集まったJCではありません。
こういう時こそ、これまでノーマークで良かった海外馬が急に通用してしまう時では?
シャフリヤールは古馬初対戦、コントレイルは古馬G1で勝ち星なし、オーソリティやアリストテレスは古馬G1で全く歯が立たない状態ですから。

特に、キセキが昨年のように引っ張る展開で上がり性能が問われない流れなら、相当変な決着になってもおかしくはないです。
マカヒキとユーキャンスマイルを東京芝2400mで評価するなら、海外馬の方が良いはず。

阪神12R
京阪杯
◎06.シヴァージ
○07.ファストフォース
▲05.タイセイビジョン
△08.サヴォワールエメ
△02.エイティーンガール
△15.レイハリア

スプリンターのメインシーズンから外れて一気に寒くなっていますし、夏場に好調だった馬も急に気配が変わってしまうのが冬場の重賞の難しさ。
京阪杯はこれまでもスプリンターズSに出走していた有力馬が、ことごとくコケまくっている条件ですし、かなり注意を払いたいのですが、追い切りを見ていると、シヴァージが素直に良さそうな…。
むしろ、オールアットワンス、レイハリアは四肢のブレが目立ちますし、集中しきれていないように見えます。勝ったのは軽斤量が活きる条件でしたし、果たして…というところ。
これまで、レースで結果が出なくても追い切りだけはずっと動いていたタイセイビジョンには注意したいです。この馬の成績ピークは2歳の11〜12月、古馬になってからも京都金杯で激走していますし、冬馬タイプなのかも。







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